スクリプトを実行すると、Studio は実行に関する情報を提供します。これらのエラーの表示方法をカスタマイズできます。
Studio エラー オプション
次のオプションを設定または変更するには、[ファイル] > [オプション] > ログとエラー] をクリックします。
RFC トレース ファイルが生成されているかどうかが不明な場合があります。生成されている場合、その場所は不明である可能性があります。この問題に対処するには、 「RFC トレース ファイル」を参照してください。
エラー表示
[Studio オプション] ボックスで、エラーをプレフィックスで始めるか、色で強調表示するかを指定できます。
エラー プレフィックス (Transaction のみ): このオプションをクリックして、各エラー メッセージを [エラー] ボックスと [修正されたエラー] ボックスに入力したテキストで開始します。
エラーの強調表示 (Transaction のみ): このオプションをクリックして、[エラー] ボックスと [修正されたエラー] ボックスで選択した色で各エラーを強調表示します。
エラー メッセージに表示される情報をカスタマイズすることもできます。次の選択肢があります。
- スクリプト ファイル名
- 実行の日時
- レコーディング モード
- 開始行と終了行
- エラー数
- SAP システムとスクリプトを実行した人の名前
エラー きい値およびトレース ファイル
指定された数のエラーが発見された後に実行を停止するには、[[n] 個のエラーの後実行を停止する] ボックスをオンにして、エラーの数を入力します。Transaction は、その数のエラーを検出すると実行を停止します。
トレース ツールは、Studio で発生する可能性のある問題の根本原因をサポートチームが見つけるために使用できるファイルを生成します。[Studio オプション] ボックスで、オンにするトレースを選択できます。スクリプトを実行した後、トレースをオフにします。
このトレース ファイルは、ログ フォルダーに保存されます。デフォルトの場所は C:\Users\<ユーザー名>\Documents\Winshuttle\Studio\Log です。
[Studio オプション] ボックスの [場所] タブで、ログ フォルダーの場所を設定できます。
拡張ログ情報を表示する
[拡張ログ] オプションは、マッパーの [エキスパート ビュー] タブにあります。[有効にする] 列のボックスにチェックを入れるだけです。
このチェックボックスをオンにして、トランザクションの実行中に SAP から返されるすべてのメッセージを表示します。これらには、警告メッセージと情報メッセージが含まれます。SAP から返された最後のメッセージのみを表示するには、このボックスのチェックを外します。
エラーを見つける
スクリプトを送信する前に、データが設定したルールに準拠していることを確認してから、スクリプトを検証またはシミュレートできます。詳細については、「スクリプトの検証とテスト」を参照してください。
行がエラーを返し、問題がどこにあるかわからない場合は、[拡張ログ] 列にさらに具体的な情報が表示されることがあります。さらに、2 つの組み込みのトラブルシューティング オプションがあります。
- 実行しエラー時に停止: エラーが発生した SAP 画面で実行を停止します。このオプションは、実行中にエラーが発生するたびに SAP 画面を前面に表示します。
- デバッグ: SAP コンソールを開き、データ ファイルから SAP にデータをアップロードしながら、画面ごとにスクリプトをステップ実行します。その他のオプションについては、[デバッグ] ボタンの下の矢印をクリックし、[指定された範囲のデバッグ] または [最初の行のみのデバッグ] を選択します。
エラー メッセージをカスタマイズする
[ログ] 列に表示されるメッセージをカスタマイズできます。
- [マップ] タブの [プロパティ] パネルで、[テクニカル ログ情報] ボックスをオンにします。
- スクリプトを実行し、返されたメッセージ ID とメッセージ番号をメモします。
たとえば、返されるコードが E:M3-748 の場合、M3 はメッセージID、748 はメッセージ番号です。
- [マップ] タブの [プロパティ] パネルで、[ダイアログの起動] をクリックします。
- [追加] をクリックし、実行者に表示するメッセージ ID、メッセージ番号、およびエラー メッセージ テキストを入力します。
- スクリプトを実行すると、カスタム エラー メッセージが [ログ] 列に表示されます。