データ入力中のエラーを制限するために、許容値機能を使用して、Excel データ ファイルの特定のフィールドで使用できる値を制限できます。これらの値は、実行するさいに [ルックアップ値] をクリックした場合に使用できます。値は Transaction スクリプトとともに保存され、実行中に他のデータが変更されても変更されません。
許容値のリストは、ワイルド カード文字をサポートします。たとえば、値のリストに 1* を追加すると、1 で始まるすべての値をフィールドの有効な値として含めることができます。
許容値は、次の 3 つの方法で割り当てることができます。
- 制限を割り当てます。
- 値の静的リストを作成します。
- 値の動的検索リストを作成します。可能な値のリストが頻繁に変更される可能性がある場合は、このオプションを使用してください。
制限を割り当てる
- マップで、値を制限するフィールドを選択します。
- リボンで、[許容値] をクリックします。
- [許容値] ボックスで、[演算子] をクリックして演算子を選択します。
たとえば、Is Between を選択することができます。
- 表示される 1 つまたは複数のボックスに必要な値を入力します。
- 制限を追加するには、プラス記号をクリックしてから、手順 3 と 4 を繰り返します。
変更されない許容値のリストを作成する
- マップで、値を制限するフィールドを選択します。
- リボンで、[許容値] をクリックします。
- [許容値] ボックスで、 [演算子] をクリックし、 [リストにある] または [リストにない] をクリックします。
- [静的値リスト] オプションが選択されていることを確認します。
- [インポート] をクリックして、次のいずれかを実行します。
- [ファイルから] をクリックし、 [参照] ボタンをクリックしてファイルを見つけ、[開く] をクリックしてインポート オプションを設定し、[OK] を 2 回クリックします。
- [切り取り/コピー & ペースと] をクリックし、値をボックスに貼り付け、 [次へ] をクリックしてインポート オプションを設定し、[完了] をクリックして、[OK] をクリックします。
- [SAP F4 検索から] をクリックし、SAP にログオンして、含める値を選択し、SAP の [続行] ボタンをクリックしてから、[OK] を 2 回クリックします。
許容値の使用
[実行] タブで [検索値] をクリックすると、Studioは、SAP からの値の完全なリストではなく、許容値のリストを表示します。
スクリプトの検証または実行時にエラーが発生した場合、Studio は警告メッセージを表示し、レコードは SAP に転記されません。最初にデータを確認するには、[データの確認] をクリックしてオフライン検証を実行します。
Excel を使用して値を制限する
Microsoft Excel でデータ検証を追加することにより、入力値を制限することもできます。ワークシートにすでにデータ検証が含まれている場合、Studio はそれを削除しません。