Studio Manager レポートは、事前定義された SQL ビューで機能します。(SQL ビューは固定されているため、作成または変更することはできません。) レポートを作成するときに、事前定義された SQL ビューとそのフィールドを表示できます。また、複雑な SQL クエリを記述して、データをレポートに取り込むことができます。
レポートを作成して公開したら、ホームページの上部または下部のウィジェットにレポートを固定できます。
また、新しい Studio Manager セットアップが作成されると、デフォルトでいくつかのレポートへのアクセスが提供されます。これらの「デフォルト レポート」の一部 (たとえば、ライセンス詳細レポートの場合) では、レポートが更新されたときにのみデータがレポートにロードされます。Studio Manager が最初に設定されたとき、データはすべてのデフォルト レポートに含まれているわけではありません。
注: ビュー名または列名に特殊文字 (数字、文字、または下線以外のもの) が含まれている場合は、ビュー名または列名を角かっこで囲んでください。例: [角かっこ]
SQL クエリを作成するときは、FROM 句でビュー名のみを使用してください。データベース名またはスキーマを含めないでください。例: 有効なクエリ: Select Column FROM ViewInvalid query: Select Column FROM db.schema.View
[レポート] ページでは、レポート管理者は次のように、使用可能なすべてのアクションを実行できます。
グローバル管理者、アプリ管理者、および エンド ユーザー は、[レポート] ページで次の 2 つのアクション (レポート管理者が使用できるアクションのサブセット) のみを実行できます。
新しいレポートを作成する
レポート管理者は、新しいレポートを作成して、他のアプリ グループのユーザーと共有できます。
SQL ビューの詳細は、ここをクリックしてください。
新しいレポートを作成するには:
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- [新しいレポートの追加] をクリックして、[レポートの追加] ポップアップを開きます。
- レポートの名前と簡単な説明を入力します。
- [作成] をクリックしてレポートの構成ウィザードを開き、[レポートの設計] ページに移動します。
-
レポートを作成する必要のある SQL クエリを入力します。[SQL ビュー] パネルには、ビュー名とそのフィールドが表示されます。[ビュー名] または [フィールド名] をダブルクリックして選択し、Ctrl + C キーをクリックしてビュー名またはフィールド名をコピーします。これで、クエリの作成が簡単にできます。
注:SQL クエリ エディタに貼り付ける前に、SQL Server Management Studio (SSMS) でクエリを設計およびテストすることをお勧めします。SQL ビュー/列名を入力するか、またはコピーする SQL ビュー/列名をダブルクリックして名前をコピーして貼り付けます。選択すると、SQL クエリ ウィンドウ内でコピー (CTRL+c) して貼り付け (CTRL+v) して、クエリを作成できます。
- [次へ] をクリックして、[フィールドの表示] ページに移動します。
- クエリで使用されるすべてのフィールドがここに表示されます。レポートに表示するフィールドを選択します。
- [次へ] をクリックし て、[フィルタの選択] ページに移動します。
- フィルタで使用するフィールドを [使用 可能な列] ボックスから [選択した列] ボックスに移動します。
- [次へ] をクリックし て、[フィルタの設定] ページに移動します。
- [静的] または [動的] を選択して、各フィールドのフィルタを定義します。
- 静的フィルタの場合、同じフィールドに複数のフィルタを定義できます。次のフィールドに情報を入力します。
静的フィルター情報 詳細 フィルター テキスト このテキストは、テーブルまたはホーム ページ ウィジェットでレポート データを表示する際に見ることができます。フィルタ テキストは、フィルタの条件と値を定義する必要があります。 フィルタ フィルターの状態を選択します。 値 条件で使用する値を選択します。 動的フィルタの場合、フィールド内のすべての個別の値が表示されます。データを表示するときに、フィルタ内の任意のフィールド値を選択できます。
- [送信] をクリックしてレポートを作成します。
SQL クエリでは、count などの集計関数を使用すると、グラフベースのレポートが作成されます。それ以外の場合は、テーブルベースのレポートを作成します。
ウィジェットに固定できるのはグラフベースのレポートのみです。
SQL 関数と CTE (共通テーブル式) クエリは、レポート クエリではサポートされていません。
レポートを公開する
レポート管理者のみがレポートを公開できます。レポートを作成したら、それを公開できます。レポートを公開した後は、さまざまな方法で使用できます。グラフベースのレポートかテーブルベースのレポートかに応じて、いくつかの用途があります。
レポートを公開するには、次の手順を実行します。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- 公開するレポートを選択します。
- ページの最上部にある [公開] ボタンをクリックします。
- 確認を求められたら、[はい] をクリックします。公開を確認するメッセージを受け取ります。
レポートをスケジュールする
レポート管理者のみがレポートを共有できます。レポートを公開した後、[スケジュール] または [オンデマンド] オプションを選択して、レポート データの更新をスケジュールできます。
スケジュール レポート データを指定された間隔で更新する場合は、[スケジュール] オプションを選択し、次の手順に従います。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- スケジュールする必要のあるレポートの [アクション] 列に移動し、 アイコンをクリックして、[スケジュール] をクリックします。
- [スケジュール] オプションを選択します。次に、[スケジュール] ボタンをクリックして、[カレンダー] ページに移動します。
- [ジョブの詳細]ページで [次へ] をクリックします (ジョブの詳細は自動的に入力されます)。
- [日付と時刻の設定] ページで、レポートの日付、時刻、およびスケジュールを入力します。[次へ] をクリックします。
- [概要] ページ (レポートが実行されるタイミングが表示されます) で、[送信] をクリックします。レポートがスケジュールされます。
オン デマンド レポート データを手動で、またはユーザーがアクセスするたびに更新する場合は、[オンデマンド] オプションを選択し、次の手順に従います。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- スケジュールする必要のあるレポートの [アクション] 列に移動し、 アイコンをクリックして、[スケジュール] をクリックします。
- [オンデマンド] オプションを選択し、[更新頻度] の 値を分単位で入力します。
- 更新ボタンをレポートの[データの表示] ページに表示したい場合は、[更新ボタンを表示] チェックボックスをオンにします。
レポートが オンデマンド更新に設定されている場合、次の 2 つの方法で更新することができます。更新頻度の時間が経過したとき、または更新頻度の時間が経過した後の任意の時点でユーザーが [データの表示] ページの更新ボタンをクリックした場合です。たとえば、更新頻度 が 60 分に設定されていて、ユーザーが 55 分後にレポートを開いた場合、レポートは更新されません。ユーザーが 65 分後にレポートを開くと、開いたときにレポートが更新されます。
ダッシュボードに表示されるレポートは、更新頻度の時間が経過し、ユーザーがホームページを開いた場合に更新されます。
レポートをホームページに固定する
すべてのユーザー (レポート管理者、グローバル管理者、アプリ管理者、およびエンド ユーザー) は、自分がホームページ上のウィジェットにアクセスできる、公開済みのグラフベースのレポートを固定できます。
テーブルベースのレポートの場合、レポート内のデータ のみを表示できます。テーブルベースのレポートをホームページのウィジェットに固定することはできません。
グラフベースのレポート をウィジェットに固定するには、次の手順を実行します。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- スケジュールするレポートを探し、[アクション]列に移動して アイコンをクリックします。
- 好みに応じて、[上部のウィジェットに固定] または [下部のウィジェットに固定] をクリックします。
- [表示タイプ] ポップアップが表示されます。次のグラフ形式のいずれかを選択します。
- 円グラフ
- ドーナツ グラフ
- 棒グラフ
- 折れ線グラフ
固定されたレポートの表示タイプを変更するには、最初に固定を解除する必要があります。表示タイプを変更してから、レポートをウィジェットに再固定します。レポートに集計列が 1 つある場合は、任意のグラフ形式を使用できます。レポートに 2 つの集計列がある場合は、棒グラフと折れ線グラフのみを使用できます。
レポートを編集する
レポート管理者のみがレポートを編集できます。SQL クエリを変更したり、フィルタの値や列を変更したりする必要がある場合は、レポートを編集します。
レポートを編集するには、次の手順を実行します。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- 編集するレポートを選択し、表の上部にある [編集] ボタンをクリックします。
- [レポートの構成] ページが開きます。
- 必要な変更を加えて、[送信] をクリックします。変更が保存され、レポートが更新されます。
レポート データを表示する
すべてのユーザー (レポート管理者、グローバル管理者、アプリ管理者、およびエンド ユーザー) は、自分がアクセスできるすべてのレポートのレポート データを表示できます。レポート データを表示するには、次の手順を実行します。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- データを表示するレポートを選択します。
- ページの最上部にある [データの表示] ボタンをクリックします。データはタブに表示されます。
- データ フィルタを変更するには、フィルタのドロップダウン リストの値を変更します。
レポートを削除する
レポート管理者のみがレポートを削除できます。スケジュールされたレポートが削除されると、そのスケジュールされた時刻がカレンダーから削除されます。
レポートを削除するには、次の手順を実行します。
- 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
- 削除するレポートを選択し、表の上部にある [削除] ボタンをクリックします。
- 確認を求められたら、[はい] をクリックします。削除を確認するメッセージを受け取ります。
ソリューションを削除する際、ソリューションの SQL ビュー とその SQL ビューを利用するすべてのレポートは保持されます。これらは削除されません。