レポート - Automate_Evolve - Automate_Studio_Manager - 20.3

Automate Evolve ユーザー ガイド

Product type
ソフトウェア
Portfolio
Integrate
Product family
Automate
Product
Automate > Automate Evolve
Version
20.3
Language
日本語
Product name
Automate Evolve
Title
Automate Evolve ユーザー ガイド
Topic type
管理
概要
リファレンス
First publish date
2018

Evolve レポートは、事前定義された SQL ビューで機能します。(SQL ビューは固定されているため、作成または変更することはできません。) レポートを作成するときに、事前定義された SQL ビューとそのフィールドを表示できます。また、複雑な SQL クエリを記述して、データをレポートに取り込むことができます。

レポートを作成して公開したら、ホームページの上部または下部のウィジェットにレポートを固定できます。

また、新しい Evolve セットアップが作成されると、デフォルトでいくつかのレポートへのアクセスが提供されます。これらの「デフォルト レポート」の一部 (たとえば、ライセンス詳細レポートの場合) では、レポートが更新されたときにのみデータがレポートにロードされます。Evolve が最初に設定されたとき、データはすべてのデフォルト レポートに含まれているわけではありません。

注: ビュー名または列名に特殊文字 (数字、文字、または下線以外のもの) が含まれている場合は、ビュー名または列名を角かっこで囲んでください。例: [角かっこ]

UNION、UNION All、EXCEPT、INTERSECT キーワード、またはサブクエリを使用してレポートを作成する場合、レポート フィルタを second/sub SQL クエリの列に適用することはできません。 レポート管理者は second/sub SQL クエリに WHERE 句を適用できます。

SQL クエリを作成するときは、FROM 句でビュー名のみを使用してください。データベース名またはスキーマを含めないでください。例: 有効なクエリ: Select Column FROM ViewInvalid query: Select Column FROM db.schema.View

[レポート] ページでは、レポート管理者は次のように、使用可能なすべてのアクションを実行できます。

グローバル管理者アプリ管理者、および エンド ユーザー は、[レポート] ページで次の 2 つのアクション (レポート管理者が使用できるアクションのサブセット) のみを実行できます。

  • レポートをホームページに固定する
  • レポート データを表示する

新しいレポートを作成する

レポート管理者は、新しいレポートを作成して、他のアプリ グループのユーザーと共有できます。

SQL ビューの詳細は、ここをクリックしてください。(SQL ビューは固定されています。作成または変更することはできません。)

SQL クエリから新しいレポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. [新しいレポートの追加] をクリックして、[レポートの追加] ポップアップを開きます。
  3. レポートの名前と簡単な説明を入力します。
  4. [手動] を選択し 、[作成] をクリックしてレポートの構成ウィザードを開き、[レポートの設計] ページに移動します。
  5. レポートを作成する必要のある SQL クエリを入力します。[SQL ビュー] パネルには、ビュー名とそのフィールドが表示されます。[ビュー名] または [フィールド名] をダブルクリックして、クエリを作成します。

    注:

    注: SQL クエリ エディタに貼り付ける前に、SQL Server Management Studio (SSMS) でクエリを設計およびテストすることをお勧めします。SQL ビュー/列名を入力するか、またはコピーする SQL ビュー/列名をダブルクリックして名前をコピーして貼り付けます。選択すると、SQL クエリ ウィンドウ内でコピー (CTRL+c) して貼り付け (CTRL+v) して、クエリを作成できます。

  6. [次へ] をクリックして、[フィールドの表示] ページに移動します。
  7. クエリで使用されるすべてのフィールドがここに表示されます。レポートに表示するフィールドを選択します。
  8. [次へ] をクリックし て、[フィルタの選択] ページに移動します。
  9. フィルタで使用するフィールドを [使用 可能な列] ボックスから [選択した列] ボックスに移動します。
  10. [次へ] をクリックし て、[フィルタの設定] ページに移動します。
  11. [静的] または [動的] を選択して、各フィールドのフィルタを定義します。
  12. 静的フィルタの場合、同じフィールドに複数のフィルタを定義できます。次のフィールドに情報を入力します。

    静的フィルター情報 詳細
    フィルター テキスト このテキストは、テーブルまたはホーム ページ ウィジェットでレポート データを表示する際に見ることができます。フィルタ テキストは、フィルタの条件と値を定義する必要があります。
    フィルタ フィルターの状態を選択します。
    条件で使用する値を選択します。

    動的フィルタの場合、フィールド内のすべての個別の値が表示されます。データを表示するときに、フィルタ内の任意のフィールド値を選択できます。

  13. [送信] をクリックしてレポートを作成します。
注:
  • SQL クエリでは、count などの集計関数を使用すると、グラフベースのレポートが作成されます。それ以外の場合は、テーブルベースのレポートが作成されます。

  • ウィジェットに固定できるのはグラフベースのレポートのみです。

  • SQL 関数と CTE (共通テーブル式) クエリは、レポート クエリではサポートされていません。

  • フォーマット値を持つ固定日付入力値には、SQL 変換メソッドを使用します。

    例: CONVERT(DATETIME、13/12/2019、103)。ここで 103 フォーマットは dd/mm/yyyy です。詳細については 、SQL Docs の Microsoft 日付と時刻のスタイルを参照してください。

Query スクリプトから新しいレポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. [新しいレポートの追加] をクリックして、[レポートの追加] ポップアップを開きます。
  3. レポートの名前と簡単な説明を入力します。
  4. [Query スクリプト] を選択し 、[作成] をクリックしてレポートの構成ウィザードを開き、[レポートの設計] ページに移動します。
  5. [ファイルの選択] をクリックし、Query スクリプトを選択して、レポートを作成する必要のある RTV (実行時の値) を入力します。RTV の場合、Query スクリプトで条件ビルダーが定義されているすべてのフィールドがサポートされます。フィールドに対応する受け渡し値は、条件ビルダーがある選択された演算子に従って処理する必要があります。

    次の例では、条件に 3 つのフィールドがあり (MATNR には「in」が、SAPRS には「in」があり、WERKS には「Between」演算子)、それに応じて値が渡されます。区切り文字としてパイプ (「|」) 付き渡される複数演算子 (in、「not in」、between など) の値MARC.MATNR#100-100|100-300|43~MAKT.SPRAS#EN~MARC.WERKS#1000|2000

  6. 追加した SAP サーバーを選択します。
  7. 実行者ユーザーを選択し、[次へ] をクリックします。
  8. [フィールドの表示] タブで、レポートに表示するフィールドを選択し、[次へ] をクリックします。
  9. [フィルタの選択] タブで、フィルタで使用するフィールドを [使用 可能な列] ボックスから [選択した列] ボックスに移動し、[次へ] をクリックします。
  10. [フィルタの設定] タブで、[静的] または [動的] を選択して、各フィールドのフィルタを定義します。
  11. 静的フィルタの場合、同じフィールドに複数のフィルタを定義できます。次のフィールドに情報を入力します。
    静的フィルター情報 詳細
    フィルター テキスト このテキストは、テーブルまたはホーム ページ ウィジェットでレポート データを表示する際に見ることができます。フィルタ テキストは、フィルタの条件と値を定義する必要があります。
    フィルタ フィルターの状態を選択します。
    条件で使用する値を選択します。

    動的フィルタの場合、フィールド内のすべての個別の値が表示されます。データを表示するときに、フィルタ内の任意のフィールド値を選択できます。ランタイム値条件の定義の詳細については、 ここをクリックしてください。

  12. [送信] をクリックしてレポートを作成します。

レポートを公開する

レポート管理者はレポートを公開できます。レポートを作成したら、それを公開できます。レポートを公開した後は、さまざまな方法で使用できます。グラフベースのレポートかテーブルベースのレポートかに応じて、いくつかの用途があります。

レポートを公開するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. 公開するレポートを選択します。
  3. ページの最上部にある [公開] ボタンをクリックします。
  4. 確認を求められたら、[はい] をクリックします。公開を確認するメッセージを受け取ります。

レポートをスケジュールする

レポート管理者はレポートをスケジュールできます。レポートを公開した後、[スケジュール] または [オンデマンド] オプションを選択して、レポート データの更新をスケジュールできます。

スケジュール レポート データを指定された間隔で更新する場合は、[スケジュール] オプションを選択し、次の手順に従います。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. スケジュールする必要のあるレポートの [アクション] 列に移動し、 アイコンをクリックして、[スケジュール] をクリックします。
  3. [スケジュール] オプションを選択します。次に、[スケジュール] ボタンをクリックして、[カレンダー] ページに移動します。
  4. [ジョブの詳細]ページで [次へ] をクリックします (ジョブの詳細は自動的に入力されます)。
  5. [日付と時刻の設定] ページで、レポートの日付、時刻、およびスケジュールを入力します。[次へ] をクリックします。
  6. [概要] ページ (レポートが実行されるタイミングが表示されます) で、[送信] をクリックします。レポートがスケジュールされます。

オン デマンド レポート データを手動で、またはユーザーがアクセスするたびに更新する場合は、[オンデマンド] オプションを選択し、次の手順に従います。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. スケジュールする必要のあるレポートの [アクション] 列に移動し、 アイコンをクリックして、[スケジュール] をクリックします。
  3. [オンデマンド] オプションを選択し、[更新頻度] の 値を分単位で入力します。
  4. 更新ボタンをレポートの[データの表示] ページに表示したい場合は、[更新ボタンを表示] チェックボックスをオンにします。

レポートが オンデマンド更新に設定されている場合、次の 2 つの方法で更新することができます。更新頻度の時間が経過したとき、または更新頻度の時間が経過したの任意の時点でユーザーが [データの表示] ページの更新ボタンをクリックした場合です。たとえば、更新頻度 が 60 分に設定されていて、ユーザーが 55 分後にレポートを開いた場合、レポートは更新されません。ユーザーが 65 分後にレポートを開くと、開いたときにレポートが更新されます。

注:

ダッシュボードに表示されるレポートは、更新頻度の時間が経過し、ユーザーがホームページを開いた場合に更新されます。

レポートを共有する

レポートが公開されると、レポート管理者は任意のアプリ グループとレポートを共有できます。公開されたレポートにアクセスできるユーザーは、レポート データを表示できます。また、グラフベースのレポートをホームページのウィジェットに固定することもできます。

レポートを共有するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. 共有するレポートを探し、[アクション]列に移動して アイコンをクリックします。[共有] をクリックします。
  3. すべてのアプリとアプリ グループがサイド パネルに表示されます。
  4. レポートを共有するグループを選択します。
  5. [保存] をクリックして、選択した 1 つまたは複数のグループとレポートを共有します。

レポートをホームページに固定する

すべてのユーザー (レポート管理者、グローバル管理者、アプリ管理者、およびエンド ユーザー) は、自分がホームページ上のウィジェットにアクセスできる、公開済みのグラフベースのレポートを固定できます。

テーブルベースのレポートの場合、レポート内のデータ のみを表示できます。テーブルベースのレポートをホームページのウィジェットに固定することはできません

グラフベースのレポート をウィジェットに固定するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. スケジュールするレポートを探し、[アクション]列に移動して アイコンをクリックします。
  3. 好みに応じて、[上部のウィジェットに固定] または [下部のウィジェットに固定] をクリックします。
  4. [表示タイプ] ポップアップが表示されます。次のグラフ形式のいずれかを選択します。
    • 円グラフ
    • ドーナツ グラフ
    • 棒グラフ
    • 折れ線グラフ
注:

注: 固定されたレポートの表示タイプを変更するには、最初に固定を解除する必要があります。表示タイプを変更してから、レポートをウィジェットに再固定します。

レポートに集計列が 1 つある場合は、任意のグラフ形式を使用できます。レポートに 2 つの集計列がある場合は、棒グラフと折れ線グラフのみを使用できます。

レポートを編集する

レポート管理者のみがレポートを編集できます。SQL クエリを変更したり、フィルタの値や列を変更したりする必要がある場合は、レポートを編集します。

レポートを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. 編集するレポートを選択し、表の上部にある [編集] ボタンをクリックします。
  3. [レポートの構成] ページが開きます。
  4. 必要な変更を加えて、[送信] をクリックします。変更が保存され、レポートが更新されます。

レポート データを表示する

すべてのユーザー (レポート管理者、グローバル管理者、アプリ管理者、およびエンド ユーザー) は、自分がアクセスできるすべてのレポートのレポート データを表示できます。レポート データを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. データを表示するレポートを選択します。
  3. ページの最上部にある [データの表示] ボタンをクリックします。データはタブに表示されます。
  4. データ フィルタを変更するには、フィルタのドロップダウン リストの値を変更します。

フォームのデプロイ時に作成されるビュー名の構造

ビュー名は、テナント名、アプリ名、フォーム名の先頭 3 文字を組み合わせて作成されます。

例、 RPT_123_AUT_ABC_FOR 詳細は次のとおりです。

ABC はアプリ名「ABCD」からです

123 はフォーム名「123」からです

AUT はテナント名「Automation202」からです

FOR はフォーム、 RPT はレポート ビューです。

以下の場合のように、アプリ名またはフォーム名の最初の 3 文字が 2 つのビューで一致する場合、2 つのビュー名が同じでなる場合があります。

アプリ名: ABCD、A BCD、ABCDE

フォーム名: 123、1 23、1234

したがって、ビュー名は RPT_123_AUT_ABC_FOR です。番号は、ビュー名の最後に連結されます (RPT_123_AUT_ABC_FOR_1 など)。

注:

訪問者のロールを持つユーザーは、読み取り専用モードでレポートを表示できます。

レポートを削除する

レポート管理者のみがレポートを削除できます。スケジュールされたレポートが削除されると、そのスケジュールされた時刻がカレンダーから削除されます。

レポートを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 管理者アプリで、[レポート] ページに移動します。
  2. 削除するレポートを選択し、表の上部にある [削除] ボタンをクリックします。
  3. 確認を求められたら、[はい] をクリックします。削除を確認するメッセージを受け取ります。
注:
  • ソリューションを削除する際、ソリューションの SQL ビュー とその SQL ビューを利用するすべてのレポートは保持されます。これらは削除されません
  • Evolve レポートでは、列名またはソリューション フィールド名に SQL キーワード (Integer、Where、Groupby など) を使用しないことをお勧めします。